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chatGPTとLINEも連携可能に?AIチャットくんについて解説

chatGPTとLINEの連携

chatGPTは、ビジネスの世界だけでなく、日常生活でもさまざまな使い方がされるようになっています。それに伴って、便利なサービスが多く登場していて、気軽に生成AIを活用することができます。
その一つに、「AIチャットくん」というサービスがあります。chatGPTをLINEに入れられるこの話題のサービスについて知ることで、AIの活用の幅をさらに広げることができるようになるでしょう。
本記事ではchatGPTをLINEに入れる方法やAIチャットくんとはどんなサービスかを解説していきます。

chatGPTをLINEに入れる方法とは?

chatGPTは、いろいろな使い方ができる柔軟性に富んだプラットフォームを用意しています。基本となる使い方としては、chatGPTのサイトで質問をしたり命令を出したりします。また、chatGPTはさまざまなサービスとの連携が可能で、アプリなどと連動させることができます。その方法を使って、LINEとの連携も可能となります。
とはいえ、誰でも簡単にchatGPTをLINEに入れられるということではありません。複雑なプログラムを組む必要があり、通常はLINE連携サービスを利用することになります。いくつかの連携サービスが出ていますが、たいていのサービスはLINEのトーク画面に質問を入れるとchatGPTによる回答を得られるという内容になっています。LINEに入れる方法は簡単で、それぞれのサービスを友だち登録するだけで済みます。中には、一定の使用回数制限があり、制限を解除するためには課金する必要があるものも存在します。

AIチャットくんでchatGPTをLINEに追加・使用する方法

chatGPTのLINE連携サービスの中でも人気が高いのが、今回ご紹介する「AIチャットくん」です。リリースしてすぐに話題となり、1カ月間で100万人もの登録者を集めました。
AIチャットくんを使ってchatGPTをLINEに追加するのは簡単です。まずLINEを開いてから、検索窓に「AIチャットくん」と入力します。すると、公式ラインアカウントが表示されますので、そこから友だち登録するだけです。特に、自分の個人情報や決済情報などを登録する必要はなく、友だち登録すればすぐに使えるようになります。

使い方もとても簡単です。AIチャットくんとのトーク画面を開いて、普通にメッセージを送るのと同じ方法で、質問や作ってほしい文章についての命令文を入力するだけです。また、外国語の翻訳もできますので、対象となる文章を入れて、「日本語に翻訳して」と付け加えると、日本語訳文が返答の形で表示されます。長文の文章を要約してもらうことも可能です。

テキスト入力だけでなく、音声入力ができるのも便利なところです。LINEのトーク画面には、音声を録音して送信する機能が備わっています。その機能を使って、質問したいことや命令したいことを音声で送ります。その音声を自動的にchatGPT側で認識して、対応する回答を送ってくれるのです。
この機能の注意点としては、送信した音声はテキストで表示されませんので、正しく音声認識ができているのかが分からないことです。また、後で振り返ってみた時に、どんな質問を送ったのか確認できないことも注意点です。いずれにしても、いちいちテキスト入力せずに、しゃべるだけで質問できるというのはとても便利な機能と言えるでしょう。

chatGPTの最新版である「GPT-4V」では、画像認識も行えるようになっています。画像を送ると、その内容を把握して、追加された命令や質問に対応することができます。この機能はAIチャットくんでも利用できます。LINEの画像送信機能を使って写真などを送ると、その内容を説明してくれます。活用法としては、写真だけでは分からない場所の地名や料理名を教えてもらったり、手書き文字をテキスト化したりするのに使えます。もともとchatGPTのサービスでは、画像認識は月20ドルの有料プランに加入しないと使えません。しかし、AIチャットくんでは、課金しなくても利用できるのでメリットは大きいです。ただし、1日あたりの利用可能ユーザー数が限定されていますので、定員に達すると使えなくなります。

またAIチャットくんでは、ユニークな機能も設けられています。トーク画面に表示されるリッチメニューにある「AIの変更」というメニューから、キャラクターを変更できる機能があるのです。それぞれのキャラクターによって、生活の知恵や英語についての質問を聞いたり、悩みの相談をしたりできます。また、気軽にAIとおしゃべりができるキャラクターもあって、楽しくchatGPTを活用することができます。

chatGPTは無料でLINEに入れられるか?

chatGPTをLINEに入れるにあたって「AIチャットくん」を使うのであれば、無料で利用できます。前述の通り、「AIチャットくん」は友だち登録するだけで使え、決済情報を登録しなくてもサービスを始められるのです。ただし、chatGPTの利用には1日当たりの回数制限が設けられています。通常時は1日5回の制限があり、無料プランだと質問の受け付けがストップしてしまいます。

もっと使いたいのであれば、「プレミアムプラン」などの有料プランを申し込む必要があります。プレミアムプランだとチャットが無制限に使えるようになりますし、画像認識についても利用しやすくなります。このプランは月額で980円となっていて、年払いにすると9,800円と割安になります。まずは無料の状態でいろいろ試してみて、ビジネスや毎日の生活でchatGPTをもっと使いたいと思うようであれば、有料プランを申し込んでみると良いでしょう。

回数無制限となることによって、かなり利用の幅が広がります。特にビジネス利用を考えているのであれば、そのメリットは大きく、活用法が広がります。
たとえば、自社で展開したいと思っているブランドのコンセプトイメージや名称などのアイディアを出してもらうことができます。集客法として試せる施策をリストアップしてもらうといった使い方も可能です。さらに、営業をするためのビジネスメールの文章を作成してもらい、事務作業の手間を簡略化するといった活用法も良いでしょう。
もちろん、個人が日常生活の中で使うのにも適しています。季節の食材を使ったおすすめの夕食のレシピを出してもらう、上手な掃除法を提案してもらうなどの使い方ができます。chatGPTは自然な会話が特徴的ですので、暇つぶしの雑談にも向いています。LINEトークで他愛もないメッセージを送ると、それに合った返事をしてくれます。生身の人間と会話をしているような、まったく違和感のない会話ができ、楽しい時間を持てるはずです。

まとめ

chatGPTをLINEに入れることができるサービスがあり、その代表的なものとして「AIチャットくん」があります。LINE友だち登録をするだけで簡単に始められて、回数制限はありますが、無料で使えます。テキストだけでなく、音声認識や画像認識もしてくれて、AIを気軽に使えるのが魅力です。気になる方はまず無料版で試してみましょう。

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