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claude3とchatGPT、それぞれ得意なこと、不得意なことを比較してみた

chatGPTとclaude3の違い

最近、生成AIという言葉をよく耳にするようになりました。コンピューターテクノロジーの分野は日進月歩で進化を遂げており、生成AIの種類や機能も日々増えています。
生成AIの中でも有名なソフトにchatGPTがあります。あまりAIに詳しくない人でも名前はどこかで聞いたことがあるかもしれません。一方で最近注目を集めている生成AIにclaude3があります。
この記事ではclaude3やchatGPTとはどんな生成AIなのか、それぞれの特徴や機能などを比較しながら解説していきたいと思います。

claude3とchatGPTとは

claude3とchatGPTのどちらも生成AIとして知られていますが、機能面や応用できることにおいては様々な違いがあります。

今さら聞けないchatGPTとは?

chatGPTは会話型として一般的に知られており、使用者と対話をしながら情報を提供します。「chatGPTが正しく質問に答えることができるか実験してみよう!」というような動画も多く出回っているため、どんな機能なのか何となく知っているという人も少なくないはずです。chatGPTを開発したのはアメリカのOpenAI社です。GPTは「Generative Pre-trained Transformer」の略称で、直訳すれば「文章生成モデル」となります。18歳未満の人は保護者の許可が条件となりますが、基本的に13歳以上の人であれば誰でもアカウントを作成して利用することができます。

chatGPTはビジネスシーンでも幅広く利用されています。例えば、資料を作成しなければならない時など、必要な情報を入力するだけで自動的にchatGPT AIが作業を行ってくれます。また、作成済みの文章を校正したり要約することもできます。翻訳も可能で、日本語はもちろん英語や中国語などの主要な言語であれば、どの言語からでも好きな言語への翻訳が可能です。例えば、英語のテキストを日本語へ翻訳したり、中国語で書かれた文章を英語に翻訳するといったことができます。

さらにプログラミングやコーディングにも活用することが可能です。使用したいプログラミング言語を入力してサンプルコードを取得したり、コーディングでエラーが発生した場合などにはエラー原因を特定したり、コードを訂正してもらうこともできます。AIの精度はかなり高くなってきていますが、chatGPTで作成した文章や回答して得た情報が必ず正しいという保証はないので最終的なチェックは必要でしょう。

ではclaude3とは?

claude3は「クロード3」と発音しますが、この生成AIはAnthropic社が開発したものです。chatGPTが対話型AIで自然言語処理が得意なのに対し、claude3はビジネスにおけるデータの分析が得意分野です。企業が成長していくためには綿密なデータ分析や将来予測などが必須ですが、claude3はそのような作業分野における問題解決に役立ちます。無料版でも応用範囲が広く、コストパフォーマンスの高いAIとして注目を集めています。

claude3には大きく3つの種類があります。claude3の中で最上位のモデルが「claude3 Opus」です。このプランは有料ですが、claude3の中でも最も応用範囲が広いため、ビジネスにおけるいろいろな分野での活用することができるでしょう。 例えば、文章の作成や要約・校正は数万文字の大きなボリュームの文章でも可能です。また、コーディングも対話型でサポートが受けられるため使いやすいと言えるでしょう。

「claude3 Sonnet」は無料で利用できるプランですがマルチモーダル入力が可能です。chatGPTの場合、マルチモーダル入力ができるのは有料プランからになるためコストパフォーマンスが優れています。claude3 Sonnetは無料プランですが、処理できるデータの量やスピード、そして応用範囲の広さは無料とは思えないほどです。Webブラウザからだれでも利用することができるため、生成AIの利用を考えている人はとりあえず使ってみると良いかもしれません。

そしてclaude3の中で最も処理速度が速いものに「claude3 Haiku」があります。このモデルは回答速度の早さに定評があり、簡単な質問であれば生身の人間と会話しているようなやり取りが可能だと言われています。 この特徴を活かして、コールセンターのチャットや通訳や翻訳のアシストなどに活用することが期待されています。

有料版と無料版の違いについて解説

chatGPTにもclaude3にも無料版と有料版があります。chatGPTの無料版は「ChatGPT-3.5」で、有料版は「ChatGPT-4.0」になります。claude3は無料版が「claude3 Sonnet」、そして有料版が「claude3 Opus」と「claude3 Haiku」になります。無料版でもかなりスペックが高いと言われていますが、ビジネスシーンで活用する場合には有料版を使用した方が良いでしょう。有料版の基本使用料は月額20ドルです。(2024年3月時点)

ちなみにclaude3は、使用する機能に応じて課金することができる柔軟な料金体系を導入しています。基本プランで利用することもできますが、ビジネスに必要なものをカスタムして利用することができるのもコストパフォーマンスが良いと言われる所以です。

日本語で使う場合はどちらがおすすめ?向き不向きを解説

ここまででchatGPTとclaude3の大まかな特徴を解説してきましたが、どちらのAIを利用するかを決める時に比較するポイントとなるのは「日本語」でしょう。日本に拠点を置く企業であれば主に使用する言語は日本語です。そのため、アメリカで開発されたAIがどこまで日本語に対応しているかをチェックすることは重要です。
claude3は自然な日本語への対応力が高いです。特にclaude3の最上位モデルである「claude3 Opus」で作成した文章はほとんど不自然な表現は見当たりません。生成AIにはそれぞれのAIの持つ「クセ」のようなものがあり、特に日本語表現ではそのようなクセがとても不自然に表れることが多いです。しかし「claude3 Opus」で作成した文章にはそのようなクセがほとんどありません。作成した文章を要約したり、校正する際にも自然な表現になります。

一方で、chatGPTは多少の日本語の不自然さがあります。しかし、情報を分類して整理整頓するという分野では対応力が高いと言えます。結論として、自然な日本語表現に重きを置く場合はclaude3がおすすめなのに対し、日本語は多少不自然になるものの情報の整理を優先する場合はchatGPTがおすすめです。

例えば、会議の内容をまとめる際に生成AIを活用する場合、会議の流れを時系列順に、どんな話し合いだったかを忠実にまとめるにはclaude3が向いています。一方、会議の中でポイントとなる内容や要点だけを記録するにはchatGPTが向いています。chatGPTは同じ話題が出た時には一方を省いたり、話が飛んだ時には欠けた部分を調整する応用力があるからです。claude3もchatGPTもかなり制度の高い生成AIですが、ビジネスで活用する場合には有料版の方が良いでしょう。それぞれの特徴を踏まえ、自身のビジネスの内容や活用方法をよく考えて比較検討することができます。

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