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chatgpt 4oはファイルアップロードが可能に!対応しているファイルや具体的な使い方を解説

chatgptのファイルアップロード

2024年5月にバージョンアップしたchatgpt-4oは、さまざまな面で利便性が高まっています。その一つの特徴に、ファイルのアップロードができるようになった点を挙げることができます。ファイルのアップロードによって、今までの使い方とはどんな違いやメリットが生まれるのか、どのような活用法があるのかを解説していきます。同時に、対応しているファイル形式や具体的な使い方についても紹介します。

chatgpt-4oにファイルアップロードをするメリットについて

chatgptを使うに当たっては、今まで文章は入力窓に打ち込むか、コピペするしかありませんでした。しかし、chatgpt-4oの新しい機能として、ファイルアップロードができるようになりました。
これは、ユーザーにとってかなりのメリットとなります。というのも、今までのモデルだと、論文などの非常に長い文章を一度に処理することは難しく、入力するのも大変だったからです。ファイルからのアップロードが可能になることで、わざわざ手入力をしたり、長い文章を選択しコピペしたりなどの手間が不要となります。

また、プログラムコードの分析やスプレッドシートなどに入っているデータを解析したい時なども、いちいちすべてのテキストを入れるのはかなり大変な作業です。chatgpt-4oでは直接ファイルからデータを送れますので、作業スピードが圧倒的に高まります。同時に、手入力やコピペだと、どうしても打ち間違いや選び間違いなどが生じやすいものです。しかし、ファイルアップロードであればミスが入り込むことなく、正確なデータ解析ができる点もメリットです。

もう一つのポイントは、画像の解析もしやすくなった点です。従来のモデルでも画像解析はできましたが、より精度が高まっていますし、Googleドライブなどのクラウドからでもアップロードできるようになったことで、スムーズに画像を送信できるのも大きなメリットとなります。画像ファイルは容量が大きいこともあるので、クラウドから直接送信できると待ち時間が短縮されて効率が上がるのがうれしいところです。

便利な活用法について

Chatgptはさまざまな場面で使用されており、長い文章の要約という目的で利用する方も多くいます。その際、今回のファイルアップロードへの対応はさらに効率を高めるものとなります。たとえば、調査統計のレポートや論文などを直接chatgpt-4oにアップロードして、短く要約してもらうといった使い方ができます。また、最新モデルになって、かなり専門的な内容についても理解度が増し、簡単な説明にしてくれるようになっています。そこで、自分の専門外の論文であっても、短くまとめた上に分かりやすい説明に書き換えてもらうよう命令を出すことで、簡単に難しい研究内容を把握できます。

資料のチェック目的でも利用できます。会議などで使うプレゼン資料をアップロードして、画像や表、説明文などにミスが入り込んでいないかをチェックしてもらうのです。また、さらに分かりやすい説明、心に訴えるようなストーリーを作るにはどうしたら良いかなどを指令に入れることで、改善案を出してもらうこともできます。人の目で資料をチェックするとついつい見逃してしまうことがありますし、なによりも時間がかかるものです。それをAIにやらせることで、作業効率のアップと共に、質の高い資料提供をするのにも役立つはずです。

他の便利な使い方として、プログラムコードのチェックがあります。chatgpt-4oでは現在のところ、6つのプログラミング言語のアップロードが可能となっています。ソースコードをアップしてから、なんらかのバグがあるか、あるならそこをマークアップして、かつ正しいコードの候補を出してほしいと命令することで、簡単にバグの発見と修正ができます。また、よりシンプルで最適なコーディングの提案をしてもらうこともできるでしょう。プログラミングにおいて、コーディング作業と同じくらい、バグの修正などに手間取ることがあります。その手間と時間を大幅に短縮できるので、非常に便利です。

さらに、外国語の翻訳にも効果を発揮します。特に、文章を見てもいったいどこの国の言語が分からないケースでは、ファイルをそのままアップロードすれば、言語の特定と翻訳を同時にしてくれるのでかなり助かります。知らない言語だと、自分で手入力するのはかなり大変ですが、ファイルのアップロードであればストレスフリーで作業できるでしょう。また、複数の言語が入り乱れる、異なる言語話者が会話している議事録などであっても、ファイルの内容をそのまま指定した言語に翻訳してくれるので、使い勝手が良いでしょう。

対応ファイルと使い方について

実際にchatgpt-4oをどのように使うことができるか、具体的な使用方法を解説していきます。

対応ファイルの確認

chatgpt-4oではさまざまな形式のファイルをアップロードできるようになっていますが、まずはchatgpt-4oで対応しているファイル形式に、利用したいファイルが対応しているかを確かめましょう。今のモデルでは、以下のファイルに対応しています。

文書ファイル:.txt, .pdf, .docx
スプレッドシート:.csv, .xlsx
画像ファイル:.png, .jpg, .jpeg
プログラムファイル:.py, .java, .js, .html, .css, .json

幅広い形式を認識してそれぞれの内容を解析できるため、使い勝手がかなり良くなっています。これから対応できるファイル形式が増えていくことが予想されますから、さらに便利になっていくはずです。対応ファイルが増える場合はOpenAIでその旨が発表されるはずですので、お知らせを定期的に確認しておくと良いでしょう。
ここからは、アップロードの仕方を簡単に紹介していきます。

①chatgpt-4oにログイン

無料ユーザーの場合、chatgpt-4oを使用するためにはサインアップ、ログインが必要となります。ログインしない状態では旧モデルしか使えないからです。無料ユーザーの場合は使用回数に制限がかかっていますので、注意が必要です。

②ファイルのアップロード

チャットウィンドウにファイルアイコンがあります。そこをクリックしてファイルを選んでアップロードします。もしくは、エクスプローラーを開いた状態で、ファイルをチャットウィンドウにドラッグアンドドロップすると、アップロードすることができます。

③命令の入力

アップロードできたことを確認したら、そのファイルの内容についてなにをしたいかを命令します。すると、命令に沿って、解析や提案などをしてくれます。

今まで見てきたように、chatgpt-4oではファイルアップロードすることができ、長文やソースコードなどの解析やチェックなどに活用できます。とても便利な機能ですので、さっそく試してみることをおすすめします。

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