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claude3でコードの生成は可能?コーディングとの相性

aiのソースコード

生成AIの機能が格段に向上した影響で、コード生成に活用する動きも出てきています。プログラム言語のソースコードを、AIを活用して生成することで、従来と比べ格段にブログラミングの工程を簡略化することができます。
本記事では、優れた機能を備えたclaude3においてコード生成が可能かどうか、どのような形で行うことができるのかについて解説していきます。

claude3とは?コード生成に使える?

Claude3はAIの中でも、とくにビジネスに関連したデータの扱いに優れた機能を発揮することで高い評価を得ています。AIといえばChatGTPがとくに有名ですが、Claude3はそんなChatGTPと遜色ない機能を備えているとの評判を得ているほどです。
そんなclaude3ではテキストデータはもちろん、画像生成も含めたコンテンツの作成、さらに既存のデータの分析や要約の作成などを行うことができますが、プログラミングにおいても非常に優れた機能を備えているのです。結論から言えば、コード生成に使用することも可能です。

しかもプログラミングに関連した機能はコード生成だけにとどまりません。例えば、すでに人間によって書かれたコードを分析し、問題がないかチェックさせることもできます。この点は先述したテキスト&画像データの分析機能と共通しているもので、そのコードにバグなどの問題が潜んでいないかどうかを洗い出すこともできます。
さらに、そのコードが目的とするプログラミングにおいて最大限のパフォーマンスを発揮するうえで最適な内容になっているか、セキュリティ面において脆弱性を抱えていないかといった面も確認することができます。そのため、コード生成のために使用するだけにとどまらず、より広い範囲におけるプログラミングにおいて幅広くその機能を役立てることができるわけです。

こうしたプログラミング関連におけるclaude3の優れた機能は、ほかにも挙げることができます。例えば、他のプログラミング言語によって書かれたコードを別のブログラミング言語へと「翻訳」することも可能です。コード生成機能とコード翻訳機能を組み合わせることで、格段にプログラミング過程を簡略化することができるでしょう。

もうひとつ、人間が書いたコードを補完する機能があります。例えば書かれたコードを分析したうえで、その続きをどのように書いていけばよいのかを提案する機能も備えています。ですからclaude3にコード生成を全面的に任せるだけでなく、人間の開発者のサポート役としても有効利用できることになります。

claude3のコード生成のときの使い方について解説

では、実際にclaude3を使ってコード生成をする場合にはどういった使い方をすればよいのでしょうか?基本的な使い方はいたって簡単で、どのようなコーディングをしてほしいかの指示内容を記述するだけでコード生成を行わせることができます。
ポイントとなるのはどのような指示をするかでしょう。当然のことながら、指示内容が具体的であればあるほど精度の高いコード生成が可能になります。テキストだけでなく画像も添付したうえで指示することもできますから、例えば画像とともに「このデザインをHTMLコンポーネントに変換してください」との指示を送ると、その内容に見合ったコード生成を行ってくれます。

このコード生成に関する精度・完成度に関してはChatGPTを上回っていると言われています。ChatGPTの場合、指示に基づいてコード生成を行う際に不必要なコードを挿入してしまう傾向があると言われています。高機能なのはよいのですが、いろいろなコードを取り入れて生成しようとするため、しばしばこのような無駄が生じてしまうと考えられています。その点、claude3は指示の内容と生成すべきコードの意図をより把握したうえで適切なコード生成を行うことができるため、よりシンプルで優れたコードが作れるのです。

しかも、生成されたコードを人間がチェックしたうえで修正が必要だと思った場合には、修正の指示を送ることでそのコードを土台に修正させることが可能です。この修正指示に関しても、できるだけ具体的な内容で記述することが重要になってきます。
このclaude3のコード生成の使い方に関して重要となるのは、生成にせよ修正にせよ指示内容をできるだけ具体的かつわかりやすくすること、そしてAIが生成したコードは必ず人間がチェックをいれることです。

先ほど、claude3の機能として人間が生成したコードの分析やチェックができると書きましたが、逆の作業もやはり必要になるわけです。いくら機能が優れているからといって全面的に依存するのではなく、ベースとなるコードを生成する際に役立てる、といった感覚での使い方が求められるでしょう。

claude3の無料・有料バージョンについて

このようにコード生成・分析機能を有効に利用することでプログラミングの工程を簡略することが可能です。個人のクリエイターがclaude3のこうした機能を活用することで、これまでにない規模の大きな、複雑なプログラミングを作成することも可能になるでしょう。そうなると単なるプログラミング工程の簡略化だけでなく、クリエイターの表現・創作の可能性を広げてくれるメリットを備えているとも言えます。

ただし、注意したいのはclaude3には3つのモデル・プランが存在しており、コード生成のためには高度な機能が求められる点です。claude3には「Sonnet」「Haiku」「Opus」の3つのモデルがあり、このうち「Sonnet」は無料で利用することが可能です。そしてこの中では「Opus」がもっとも高い機能を備えたモデルとなっています。
コード生成などのプログラミング関連でclaude3を使用する場合には、基本的に最上位の「Opus」を選ぶことになります。このモデルはとくに数的処理能力に優れており、大学院レベルの能力を備えていると言われています。となると有料で利用することになるわけで、その費用に見合ったメリットが得られるかも重要なポイントとなってくるでしょう。なお、気になる月額料金は20米ドル。日本円にすると3000円程度となります。これを高いと感じるか安いと感じるかは、どれだけ利用する機会があるかによって変わってくるでしょう。

コード生成ともなるとかなり高度な機能を利用することになりますし、プログラミング工程の簡略化・効率化のメリットやクリエイターの可能性を拡大してくれるメリットを考えれば、決して高いとは言えないのではないでしょうか。

まとめ

これまで挙げてきたように、claude3は数あるAIの中でもとくにコード生成をはじめとしたプログラミング関連に優れた機能を備えています。プログラミングをより効率化したいと思っている方、あるいは人手が足りずに理想的なプログラミング環境を整えるのに苦労している職場などにおすすめの選択肢となるでしょう。
ただし、あくまでAIですから、生成されたコードの最終的な判断は人間が下すこと、AIに適切なコード生成を行わせるためにも適切な指示を心がけることなど、人間の側にもある程度のスキル・知識が求められることは忘れないようにしたいものです。

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