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生成aiでアバターを作成!おすすめのアバター作成ツール3選

生成aiでアバター作成

SNSのプロフィール用イメージを作ったり、画像や動画投稿の際のキャラクター作りにアバターを使用したりする人が多くなっています。自分の好きな趣味を前面に出したい時、自分の顔を出さずに情報発信をしたいと思った時にとても役立つものです。
そこでこの記事では、生成aiを使ってアバターを作る方法を紹介します。同時に、アバターを作るのに役立つアプリについても解説していきます。

無料で生成aiを使ってアバターを作る方法

生成aiサービスの多くは無料で利用できるので、簡単にアバターを作れます。アバターを作る方法はいくつかあります。
まず、プロンプトと呼ばれる命令文を入力して、それに沿ったイメージを作らせるという方法です。この場合は、細かく性別や年齢層、雰囲気、タッチなどを指定できますので、かなり自分の好みに合ったイメージを作れるのが特徴です。一方で、プロンプトの書き方をよく知っていないと、なかなか思うような指示を出せないこともあります。
別の方法としては、自分の写真などをアップロードして、それを生成aiがイラスト化してアバターを作る方法があります。これだと、写真をアップしてから好みのイメージになるようにタッチなどを選択するだけですので、とても簡単に作成できます。また、ある程度自分の雰囲気に沿ったアバターとなりますので、プロフィールイメージなどには使いやすいのもメリットです。一方で、どうしても似たようなアバターが出来上がりがちで、独創性があって他の人と違うイメージにするのは難しいところもあります。

完全にゼロの状態からアバターを作っていくタイプの生成aiサービスもあります。髪型や肌の色、顔の輪郭、目や鼻、口の形などを一つずつ選んでいって、自分の好みに合った顔を作り上げていくやり方です。それぞれのパーツのバリエーションが豊富にありますので、イメージ通りのアバターを作りやすいですし、独創性も出てきます。ただし、パーツを選ぶセンスが求められる部分もあり、思い通りのアバターに仕上げるのに時間がかかることもあるでしょう。

こうしたアバター作成は、アイコン用の簡単なイメージだけでなく、動画作成に生かすこともできます。生成aiの技術進歩のおかげでかなり高度な編集ができるようになっていて、静止画だけでなく、動くアバターを作ることさえ可能なのです。
たとえば、誰かがダンスをしている様子を映像に撮り、その後顔だけを動物やアニメの顔に入れ替えて編集するといった使い方ができます。無料のサービスではある程度機能が限定されてしまうこともありますが、生成aiを使いこなしていけば、普通ではありえないような動画を作ることもでき、楽しみが広がります。

アバターを作れるおすすめの生成aiアプリ

生成aiはいよいよ身近な存在となっていて、スマホアプリでも利用できるものが多くなっています。ここからは、アバター作りができる生成aiアプリをいくつか紹介していきます。

「PhotoDirector」
PhotoDirectorはiOSでもAndroidでもアプリが出ていますので、誰でも気軽に利用できます。AIによる編集機能が多く盛り込まれていますし、最新のAIが活用されているため、質の高い画像を作れるのが特徴です。
たとえば、「AIアバター」という機能では、自分の顔が写った写真を10数枚アップロードすると、自動的にその雰囲気に合ったアバターを作ってくれるという便利な使い方ができます。面倒な操作もなく、あっという間にアバターができあがります。また、「AI顔入れ替え」という機能もあります。既存の写真や絵、ポスターなどをアップロードして、そこに写っている顔を入れ替えられる機能です。モデル風の画像を生成するなど、アイディア次第でいろいろな使い方ができるのが魅力です。

「Vivid AI」
Vivid AIは高度処理ができるAIを使った写真加工ができるアプリです。自分の好みのタッチに調整して、リアル写真からファンタジー風まで、いろいろな雰囲気でアバターを作ることができます。顔の入れ替えもサクサクとやってくれるので、投稿用のインパクトある画像を作るのも楽です。顔ではなく、服などを着せ替える機能もありますので、組み合わせて使うと自分だけの独創的なアバターに仕上げられます。
初心者でも簡単に操作できるのがうれしいところで、初めてAIを使った画像処理をする方でも苦労することなく使いこなせるようになるでしょう。それでいて、高機能かつAIの質が高いので、上級者も満足させられるハイレベルなアバターを作れるのも特徴です。

「AIピカソ」
AIピカソも生成aiによる画像作成で人気の高いアプリです。AI画像生成アプリの先駆けとも言える実績があり、たくさんの機能を持っています。基本となるのは、プロンプトを入力して画像生成をする方法です。顔のイメージやタッチ、背景の内容、服装、年齢などの条件を入れて、独創的な画像を作れます。ちょっとずつ条件を変えていくことで、より自分の理想に近いアバターを作っていけますので、楽しく操作できるでしょう。
また、AIアバターの生成機能も設けられています。自分の写真を何枚か読み込ませると、自動的にそのイメージに合ったアバターを生成してくれます。簡単に作成できますし、AIによる画像処理能力が高いので、質がとても高いです。リアルな雰囲気の画像もできますが、全体としてはアニメ調やイラストタッチのアバターの質が高いのが特徴です。

生成aiでアバターを作る際の危険性はないの?

今まで見てきたように、生成aiで簡単に質の高いアバターを作れるのはとても便利なことです。一方で、気を付けるべき点もありますので、実際に使う前に確認しておきましょう。
まず、多くのアプリでは、AIアバター機能を使うに当たって、自分の写真を複数枚アップロードする必要があります。もちろん、それぞれのAIサービスでは厳格な情報管理をしています。しかし、それでも顔写真という大事な個人情報を投稿するわけで、注意が求められます。たいていの場合、会員登録をしてアプリを使うことになるのですが、過去にアップした写真はサービス上に保管され、簡単に履歴から参照できるようになっています。万が一、なりすましによって自分のアカウントを乗っ取られると、そうした写真を悪用されてしまう恐れもあるのです。個人情報保護という点で、大事な写真のアップロードやアカウント管理は慎重に行いましょう。

また、こうしたAIサービスはあくまでも自分の写真や映像に留めて使用すべきです。いわゆるディープフェイクと呼ばれる、かなりリアルなAI画像や動画が作れるようになっています。もし、他人の画像を勝手に使ったり、芸能人に似せた顔でアバターを作ったりすると、大きな問題に発展しかねません。実際にディープフェイクを作って公開したことで、ペナルティーを受けたユーザーもいます。

まとめ

生成AIは慎重に判断して使用するべきです。アバターを作る際もそうですが、特に作ったものをSNSなどに投稿する時には、コンプライアンス上問題がないものなのかを一度考えてから実行しましょう。こうした正しい使い方をすることによって、楽しく魅力的なコンテンツを発信できるようにしたいものです。

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